以前に紹介しましたVPS(Virtual Performance Solution)との連成解析についてアップデートが行われている状況についてご紹介致します。
GUIにはESI Groupの統合GUI環境VE(Visual Enviroment)のVisual-Systemsを用いて連成解析用のモデルを作成しますが、VE13.5がリリースされたのに伴い、使用可能なコンポーネントが増えました。
具体的には、以前のバージョンでVPSモデルからの出力は位置,変位及び角度,角速度のみの対応でしたが、現行バージョンでは変位や荷重などに対応し、VPSモデルへの出力についても荷重及び圧力センサーのみの対応であったのが、変位や速度,モーメントなどが加わりました。これにより連成解析を行う事例の幅が大きく広がったと言えるでしょう。
今後も適用範囲拡大の計画により更なる発展が行われる予定ですが、今年はSimulationXに加え、こちらの連成解析に関する無料体験セミナーも開催できればと考えています。
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2004年、日本イーエスアイ(株)入社。自動車をはじめ各種産業分野のCAE受託解析業務及びVPSの技術サポートに従事。2016年からSimulationX及びVPSとの連成解析関連の受託解析業務、サポート、プリセールスエンジニアとして従事。