今回は距離測定結果のリアルタイムアップデートについて紹介します。
距離測定結果をリアルタイムにアップデートできる機能がIC.IDO 14.0から追加されました。
組付け等で部品間のクリアランス測定結果がリアルタイムにアップデートできるようになり、クリアランスの確認を動的かつ数値として見える化することができるようになりました。
以前紹介したABOMと組み合わせた検証動画をご覧いただきたいと思います。
左側:Desktopの映像、右側:検証者の見ている映像となります。
動画では、ピンク色の部品と干渉の恐れがある部品群との最小距離を測定しており、ピンク色の部品を移動させることで測定するポイントも時々刻々と変化していきます。
また、途中から測定結果の数字が赤くなったことが確認できたと思いますが、閾値を設定することも可能で、閾値以下になると測定結果の数字を赤くさせて目立たせる設定も可能となっています。
距離測定結果のリアルタイムアップデートの紹介は以上です。
次回はContact Force数値可視化について紹介します。
2019年、日本イーエスアイ(株)入社。上級バーチャルリアリティ技術者(Senior Virtual Reality Specialist)資格取得。入社後はユーザーへのサポートやプリセールスエンジニアとしての活動に従事。