SimulationXの最新バージョン3.9がリリースされました。
今回のアップデートでは3つの新しいライブラリの追加や100以上のエレメントに対して拡張や改良が行われました。
これら最新バージョンに於けるリリースノートはこちら(ユーザー登録が必要です。)からご覧いただけます。また、今回のアップデートで追加されたライブラリの内、ベルトコンベアシステムに関する紹介動画はこちらよりご覧いただけます。
その他、電気/ハイブリッド車に関するエレメントがelectro-mechanical及びVehicle Drives (Energy and Controls) ライブラリに追加され、多くの開発段階に於いて適用可能な様に強化されました。これに伴い、サンプルブラウザにあるパワートレイン系のサンプルモデルも冷却系やエアコンが組み合わされていたり(下図左)、バッテリーも温度による影響が考慮可能になったり(下図右)とさらに実用的なものが追加されています。
2004年、日本イーエスアイ(株)入社。自動車をはじめ各種産業分野のCAE受託解析業務及びVPSの技術サポートに従事。2016年からSimulationX及びVPSとの連成解析関連の受託解析業務、サポート、プリセールスエンジニアとして従事。