IC.IDO 14.0リリースに関する情報です。
IC.IDO 14.0では既存機能強化に加え、新機能も追加されました。
追加及び強化された項目の一部を羅列すると、以下の通りとなります。
Manus Prime Hapticへ対応
ABOM (Assembly Bill of Materials)
RULA Score算出
距離測定結果のリアルタイムアップデート
Contact Force数値可視化
紹介したい項目が多いため、計5回に分けてブログを更新予定です。
まず初回はManus Prime Hapticへの対応についてです。
Prime Hapticの特徴としては、各指先に配置されたバイブレーションモーターにより特定の指に振動を与えることが可能です。
IC.IDOと組み合わせて使用すると、VR空間で部品に触れた指だけに振動を体感することができました。
今まで対応していたPrime Oneでは手の甲でのみ振動を感じることができていましたが、Prime Hapticへ対応したことにより、手のどちら側が接触したかわかるようになります。
このことが、VR空間での手入れ性検証の質をさらに向上させることに繋がるのではないかと期待しています。
Manus Prime Hapticの紹介は以上です。
次回はABOM(Assembly Bill of Materials)機能について紹介します。
2019年、日本イーエスアイ(株)入社。上級バーチャルリアリティ技術者(Senior Virtual Reality Specialist)資格取得。入社後はユーザーへのサポートやプリセールスエンジニアとしての活動に従事。