オンラインセミナー:DXによる鋳造プロセス改善 – 鋳造熱応力変形におけるシミュレーションの活用-

铸造
Please accept marketing-cookies to watch this video.
 

鋳造シミュレーションは日本の市場に登場して久しく高い信頼を獲得している一方で、鋳造プロセス検討においてデジタル評価が進んでいない領域は数多く存在します。熱応力もその一つですが、鋳造シミュレーションは溶湯の流動や凝固過をターゲットとした技術が支配的で、構造の熱応力へアプローチするソリューションはそれほど多くないのが現状です。
しかし変形による寸法NGや熱間亀裂などは単純な方案検討で解決しないケースも多く、最悪の場合は金型の作り直しといった、手戻りにもつながるため、流動や凝固で発生する問題と同様に非常に重要な課題です。そして昨今のCO2排出規制による製品の軽量化傾向は、部品の薄肉化・低剛性化につながり、応力による変形は以前よりもさらにコントロールの難しいものとなってきました。
ESIでは、このような鋳造技術者の皆様が抱える問題解決の一助とするべく、鋳造の応力解析に着目したセミナーを定期的に開催する運びとなりました。

本セミナーでご紹介するProCASTは、鋳造の問題解決のためのトータルソリューションであり、特に応力解析においては非常に高い評価をいただいております。セミナー内では基礎式や材料情報など鋳造熱応力シミュレーションに取り組むにあたって必要な情報と活用事例をご紹介します。特に活用事例においては、シミュレーションで得られた結果の取り扱い、熱応力変形に対する対策など、実際に鋳造熱応力シミュレーションの業務適用に参考となる情報となっております。
ProCASTをご利用されていない方でも、お役に立つ内容となっておりますのでぜひともご視聴ください。
 

内容(アジェンダ)                                                   
  1. 前回のおさらい -鋳造応力解析の準備とアプリケーション-
    鋳造の熱応力に限らず、鋳造解析を実施する上で解析にインプットする情報の精度が解析結果に大きな影響を与えます。
    そこで、材料情報や熱伝達率など、解析の前準備として必要な情報の詳細や、その取得方法についてなどを簡単にご紹介します。また前回の内容に追加として、鋳造応力のアプリケーションの代表的なものの1つである熱間亀裂の検証についてもこの項目でご紹介します。

  2. ユーザー事例のご紹介
    イタリア自動車部品メーカー様:鋳造解析の精度検証を詳細に行った事例を紹介します。ギアボックスにおける解析結果と実測データを用いそれぞれを詳細に比較しました。
    FONDERIA SCACCHETTI様:解析を活用することで鋳造プロセスの改善を行った事例を紹介します。スイングアームの熱応力解析を用い、実際の製造プロセス改善につながりました。

  3. 鋳造シミュレーションソフトProCASTのご紹介
    本セミナーでご紹介した内容を踏まえ、鋳造応力解析に適した機能を数多く搭載した弊社の鋳造シミュレーションソフト「ProCAST」についてご紹介します。

お問合せ  日本イーエスアイ株式会社 営業本部
TEL : 03-5331-3831  Email : info.jp [at] esi-group.com