今回は、前回のビードモデル自動作成機能の隅肉溶接についてご紹介します。
方法は重ね溶接とほぼ同じです。
1. Welding >> Weld Beadを呼び出します(Shell, Solid対応)
2. イメージ図を参考に各パラメーターを選択、入力します。
ここでビードの大きさなどが変わります。
3. Shellの場合はリメッシュ範囲を指定します。(黄色部分)
Solidの場合は作成されるビードの断面パターンを決定します。
4. 完成予想(紫)が表示されますので良ければ決定して終了です。
5. また、板同士に隙間がある場合でも、その間を埋めるようにメッシュを作成します。(オレンジ部分)
以上、第9回目はビードモデル自動作成機能についての紹介でした。
エンジニアリングサービス会社で構造・溶接CAEに従事。2018年日本イーエスアイ(株)入社。SYSWELD・Visual-Assemblyといった溶接・組み立てソフトを担当。