前回はSYSWELDの熱源モデルについての機能紹介でした。
本日は次ver(15.0)の新機能、熱源モデル編集について紹介します。
特殊な工法や入熱をしている場合、熱源モデル編集を行いお客様の溶融領域をより良く再現いたします。
これまでも熱源モデルの編集はインプットデータを編集することで可能でした。しかし、手間がかかり溶接Pathごとに設定する必要がありました。
しかし、次verではGUI上で熱源パラメーターを編集できるようになりました。
次の動画は左が通常の熱源モデル、右が編集した熱源モデルです。
熱源モデルの編集はGUI上で簡単に設定できます。
事前に作成しておいた熱源モデル情報を読み込み各パラメータを編集するだけです。
よく使う方法としては、例の動画のように横に広い熱源にすることによってウィービングビードを模擬するといった使い方ができます。
以上、第4回目はSYSWELDの熱源モデル編集についての紹介でした。
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エンジニアリングサービス会社で構造・溶接CAEに従事。2018年日本イーエスアイ(株)入社。SYSWELD・Visual-Assemblyといった溶接・組み立てソフトを担当。