学生向けの体験会が終了し、既にマシン開発に役立てられつつある様ですので、幾つか体験会やトレーニングでは触れることの出来なかったTipsや機能の使い方について簡単にご紹介していきたいと思います。
今回はネーミングルールについてです。
モデルを作成していく中で配置した各エレメントに個別の名前を付けていく方が、後からモデルを見た際に中身を把握しやすくなります。
ユーザーにより任意の名前を付けることが出来ますが、そこにはルールが存在しています。具体的には以下の通りです。
-名前の最初に数字は不可
-アルファベット及び数字以外の記号(スペース含む)は不可
-他のエレメントとの重複は不可
もしユーザーがルールに則していない名前を入力した時には上の画像の様にエラーメッセージが表示されますので正しく修正してください。
また、モデルを作成して行く途中で名前を変更した場合、もし、そのエレメントのパラメータが他のエレメントにより参照されていた場合でも自動的に追従はしません(計算実行時にエラー)ので注意が必要です。予め計画を立ててモデル作成を行うようにしてください。
2004年、日本イーエスアイ(株)入社。自動車をはじめ各種産業分野のCAE受託解析業務及びVPSの技術サポートに従事。2016年からSimulationX及びVPSとの連成解析関連の受託解析業務、サポート、プリセールスエンジニアとして従事。