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OpenFOAMによる浸漬塗装評価
活用事例
OpenFOAMを用いて，塗装プールに浸漬して塗装する工程のシミュレーション事例をごご紹介します．
このシミュレーションで下記に示す点の評価が行えます．
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プールに浸かる瞬間の液体のスプラッシュの様子
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浸かりきった瞬間での空気の巻き込みの様子
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塗装プール内での圧力分布評価や塗れぐあいの評価
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塗装プールから出る時点でのスプラッシュの様子
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さらには部材内部に残る塗装液の量等を評価
このシミュレーションは2相流(空気と液体)非定常解析で，計算モデル規模の大きくなるため計算に時間を有します．
ここでご紹介した事例のモデルは，約800万メッシュで，16並列の計算で約24時間かかっています．
OpenFOAMはライセンスフリーです．十分な計算サーバーの環境があれば，並列数を増加させ，さらに計算処理時間を短縮することも可能となります．
Author
三邉 考志 / Takashi Minabe
OpenFOAM セクション セクションマネージャー / Dection Manager-OpenFOAM Section
シンクタンクにてリスクマネージメントにCAEを活用，その後，外資系CAEベンダーでサポートエンジニア，技術営業を得て，ESIに入社．OpenFOAMを軸としたCFD関連のエンジニアリングサービスを担当