皆様、はじめまして。
当BlogではESIグループの溶接シミュレーションソフト SYSWELD / Visual Assembly の紹介を行っていきます。
すでにご利用している、または導入を考えているお客様に向けて情報を発信していきます。
溶接という現象は、金属が非常に高温になり、材質が変わり、引張・圧縮によりワークが大きく変形する、とても複雑な現象です。制御に手を焼いておられる方も多いのではないでしょうか。
そのため、解析にて事前に予測することができれば、変形抑制・現象の解明・リードタイム短縮などにつながります。
熱による金属材料の挙動を詳細にシミュレーションすることで、ユーザーの課題を解決します。
さて、本日はSYSWELDを紹介します。
SYSWELDは有限要素法を用いた、熱弾塑性解析ソフトウェアです。
陰解法にて、熱 / 相 / 構造 の連成解析を行います。
移動熱源モデルを用いることにより、溶接の入熱を再現します。
アーク溶接、レーザー溶接、スポット溶接、焼き入れなど様々な現象を再現可能です。
以上、第一回目はSYSWELDの紹介でした。
興味を持たれた方は下の"お問い合わせフォーム"よりご連絡ください。
次回は手軽・高速なもうひとつの溶接シミュレーションソフト、Visual Assemblyについて紹介いたします。
エンジニアリングサービス会社で構造・溶接CAEに従事。2018年日本イーエスアイ(株)入社。SYSWELD・Visual-Assemblyといった溶接・組み立てソフトを担当。